Ray-Ban presents Special Interview with Kyte

「Ray-Banのサングラスはいくつも持っているよ。実際にツアーに持っていったり、すごく気に入っているんだ。」
普段からRay-Banを愛用しているKyteのメンバーにTAICO CLUB camps’11会場にてインタビュー!
新作についてや、バンドのパーソナルな面までを語ってくれた―――。
――はじめてTAICO CLUB campsへ。KYTEの音楽やアートワークは常に、「静かな森」や「自然の風」などそういったキーワードを感じることが多いです。実際にこういった森の中でのライブとなりますが、今の気持ちは?
いつもは都会にしか行かないから、普段行けない日本のこういうところに来れるのは本当に嬉しいよ。そう、嬉しいっていうのが、イギリスの僕らの地元にすごく近い感じがするんだ。もっと田舎だけどね(笑)。でもこういう近い感じがすごくいいんだよね。こういう機会で多くの人が、僕らの音楽がより美しい景色にフィットするっていうふうに感じてくれると思うし。
――会場によって、自分達のライブの構成やセットを変えてみようとか、モチベーションなども変わってきたりしますか?
特にそんなことはないかな。どちらかというと、こういう環境で演奏することで自分たちがインスピレーションを受けるっていうことはあると思う。でも特別、場所によって僕たちの演奏方法を変えるってことはほとんどないんだけどね。いつも100%でやってるからさ!
――今年の夏の間、印象的なライブやツアーなどのエピソードはありましたか。
うーん、そうだな。僕らは今、次のアルバムのレコーディングをしてるんだ。だからイギリス国内の小さなフェスにはいくつか出演したり、台湾のフェスに出演したぐらいだった。そこで新曲をプレイして感覚を慣らしてみるっていう感じだったよ。この後もだけど、今年は曲をたくさん書いてアルバムを完成させることに専念する、そしてライブやツアーは来年もっとたくさんやっていく予定だよ。

――新作の話が出ましたが、来年のリリースを予定していますか?
前作では、ミニアルバムを作って、そこからすぐにフルアルバムを完成させてといった感じでしたが、Kyteのアルバム制作のプロセスは、沢山の曲を録って、その中からコンセプトに合わせて曲をピックアップしていくようなスタイルなんですか?
そうだね、来年の頭には出せるといいなと思ってる。
制作のプロセスでいうと…、特に毎回、沢山作って〜ってことはないかな。僕らは全ての作業を自宅でやっているんだけど、意識的にというか、基本的に常に曲を書いてるんだ。だから、常に新しい曲を書いていて、もっとも自分たちで良いなって、素晴らしいと感じられたものをピックアップしていくという感じだね。
――なるほど、各自で曲を作ったり書かれたりするんですか。
ほとんどの場合はトム(ギター)が曲の大部分を完成させて、僕(ニック/ヴォーカル)に送ってくる。それを聴いて僕が、ボーカルのアイディアを考えるといった流れだね。だけど、次のアルバムでは僕がトムへ最初にアイディアを送って、その後は交互に曲やアイディアを送りあっていくっていう、そういうスタイルでもやってるよ。

――前作でははじめてプロデューサーが入って作っていましたが自作は?
ちなみにベースのベンが抜けたことに関してはどう思っている?あまり聞かれたくない話ですか?
基本的にはトムがプロデュースしているからセルフプロデュースだよね。前作も最終的にプロデューサーが味付けしていったって感じだったしね。
ベースのベンについて聞かれるのは、いや、全然そんなことないよ。彼は今オーストラリアのフィルムスクールに通っていて、映画の勉強をしてるんだ。だから、ただ状況が変わったという感じだよ。もともと彼はライブでのベース・プレイヤーという感じで、曲を書いたりしていたわけではないからね。彼は映画に対して強い情熱を持っていて、そっちの方向に進みたくなったんだ。でも僕らは今でも仲良くやっているよ。
もともと僕ら3人がバンドを始めたようなものなんだ。最初の練習は僕ら3人でやっていたしね。ライブの回数が増えるようになってから、ベンに入ってもらったんだ。だから、僕ら3人は絶対に揺るがないという感じはする、幼馴染だしね。
――Kyteも日本映画『余命1ヶ月の花嫁』など、映画の挿入歌になっていましたよね。もともとKyteがもっている世界観は、聴いているとイメージがビジュアライズされてくるように思えます。今後のステップで、映像を主体に音楽を作ってみたいという想いはありますか?
そう、映画の挿入歌が決まった時は最高の気分だったよ!だって、僕らの音楽にはシネマティックなものとうまくフィットするような要素があるとずっと思っていたから。実際、去年だったかな、日本に行くための飛行機で映画を見てさ、とても興味深くてクールだと思った。やっぱり使われると嬉しいし、自分達もそういう(映像への)ビジョンがあるから、やっぱり実際に映画のなかで流れることは本当に嬉しいことだね。

――自分たち自身でKyteとはどんなバンドだと感じますか?これからの展望は?
そうだな〜、僕らは自分達の小さな世界(トムの自宅)に閉じこもってレコーディングをするから、作品が世に出て人に聴かれるということが想像しにくい時がある。だから、ライブをやって初めて外の人とコネクトする感じで、あ〜みんなが僕らのこの曲を聴いてるんだって実感するんだ。作品が完成するまでは常に手元に置いてあるような感じでさ。
詞に関しても、これから出す新曲の歌詞はよりプライベートな面が出ているかも。僕は普段あまり喋らない人間で…、っていうか僕らメンバー全員がそうなんだけどね。火山が噴火しているような瞬間がないというか、外に出て行ったりすることはあまりしないんだよね(笑)。でも僕らの内面的から生まれた音を、少しでも多くの人たちに触れてもらいたいっていうのはずっと変わらないと思う。
――それでは最後の質問です。Kyteとしての「夢」は何ですか?
今みたいな活動を続けていくことかな。それって夢みたいなことだからね。自分たちが作りたいと思える作品を作っていく…うん、とてもシンプルなことだよ。
クリエイティブな自由が約束されている限り、僕らはハッピーだと思う。人が僕らの曲に反応してくれるなんて、ほんと、すごいことだよ! 素晴らしいことだと思うよ。
