TIMOTHY SACCENTI

Zoom Magazine
School of Seven Bells
School of Seven Bells
School of Seven Bells
School of Seven Bells
INTERVIEW With
Benjamin Curtis
(from School of Seven Bells)
ティムの作品というのは
アルバム・プロモーションの『サイクル』を
超越した存在であって、今の時代では非常に
珍しいものだと感じている
スクール・オブ・セヴン・ベルズの新作『ディスコネクト・フロム・ディザイア』が日本では7月7日リリースとなりましたが、その新作に込められたコンセプトおよびメッセージは何でしょう? また、タイトルの意味も教えていただけますか?
「コンセプトやメッセージというものについて、僕自身がその定義を決めてしまうのはあまり好きではないんだ。なぜなら、皆それぞれの中での結論というものがあるはずだし、一人ひとりにとっての特別な意味があるはずだからね。そんな抽象的な方法であったとしても、感情を伝えることができる能力というのは音楽の持つもっとも美しい側面だと思っている。タイトルについては、ブライアン・イーノとピーター・シュミットの『オブリーク・ストラテジーズ』(様々な警句が書かれたカードゲームのようなもので、イーノは制作に行き詰まるとカードから1枚引いて、そのメッセージに従って行動した)の一文から得たものだよ。この『ディスコネクト・フロム・ディザイア』という一文は僕達3人全員の間で非常に共鳴するものだったし、自分が欲しいと思うものを忘れるということ、そして今の自分が持っているものをしっかりと見つめるというアイデアは、今回の収録曲を僕らがつくっていたときの僕らの気持ちそのものだった」
School of Seven Bells
School of Seven Bells
School of Seven Bells
School of Seven Bells
INTERVIEW With
Benjamin Curtis
(from School of Seven Bells)
ティムの作品というのは
アルバム・プロモーションの『サイクル』を
超越した存在であって、今の時代では非常に
珍しいものだと感じている
前作『アルピニズムス』のリリースの際には、ティム・サクセンティが手掛けたアーティスト写真とミュージック・ビデオが大変話題となりましたが、それらの作品を見た時のあなたのリアクションはどんなものだったのでしょうか? プロダクションの過程において、ティムとアイデアを交換したりしましたか? また、そのようなアイデアが、いかにして最終的なカタチに落としこまれていったのでしょう?
「当時、ティムとはかなりの期間、音楽やイメージについてのディスカッションを重ねていたんだけれど、どうやったら実際にコラボレーションすることができるかはまったくわからなかったんだ。ティムはとても直観的な人で、僕達が音楽を通してやろうとしていたことを、彼なりの方法で面白く捉えてくれたんだ。そんな時、『Flaunt Magazine』のフォト・シューティングでティムが僕らを撮ってくれることになってさ。編集サイドもティムの完全に好きなやり方で進めさせてくれるくらい寛容でね。あの日ティムが撮ってくれた写真というのは、これまでの僕らの写真の中でもっとも“超現実的”なものとなったんだ。ティムの創造性と細かい点への配慮がこれを可能にしたんだと思うよ。その時の写真のうちの1枚は、去年リリースした12インチのEPのジャケットに使うことにしたんだ。あとは、僕らのミュージック・ビデオも一緒に作りたいと話しているけれど、残念なことにまだ具体的なところまで進んでいない。でも、ティムが僕らのライヴのためにビジュアルをつくりあげるというアイデアを提案してきたんだ。結果、6ヶ月間のツアーでティムがつくってくれた映像を使用できて、本当にアメイジングだったよ。僕が思うに、あの数々の写真やイメージへのインスピレーションの源というのは、単純にティムが僕らの音楽に対して持っているリアクションそのものなんじゃないかな」
School of Seven Bells
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School of Seven Bells
School of Seven Bells
INTERVIEW With
Benjamin Curtis
(from School of Seven Bells)
ティムの作品というのは
アルバム・プロモーションの『サイクル』を
超越した存在であって、今の時代では非常に
珍しいものだと感じている
そのツアーで使用した映像というのが、72分間のビデオですね。その映像を見てどのような感想を抱きましたか?
「毎晩あの映像をバックに演奏するというのは、僕らにとって完全にインスピレーションの対象となることだった。彼はあの映像にたくさんの気持ちを詰め込んでいたけど、それは何よりも映像が表現していると思うね」
ティムとあなた達が一緒に仕事をしてどれくらい経ちますか? 彼と仕事していて感じること、そして彼がどうあなたをインスパイアする存在か、教えてください
「僕らがティムに出会ったのは、2〜3年前に僕らの楽曲“lamundernodisquise”をプレフューズ73がリミックスしてくれることになって、そのミュージック・ビデオの話になったとき。そのリミックスが”The Class of 73 Bells”というトラックで発表されたんだ。ティムとの繋がりはそこで生まれて、それ以来、彼が思慮深く音楽とイメージの衝突というものについて語るのを聞くのは、いつも僕をインスパイアさせてくれるよ」
あなたにとってアートワークやミュージック・ビデオとはどれほど重要な存在なのでしょうか? また、どのような意味を持っていますか
「世の中のほとんどのミュージック・ビデオというのは『プロモーション』目的のアイテムに過ぎない。でもありがたいことに、ティム・サクセンティのような、とにかく美しい『アート』としてのミュージック・ビデオを制作してくれる人が、数少ないけど存在しているんだ。僕は、ティムの作品というのはアルバム・プロモーションの『サイクル』を超越した存在であって、今の時代では非常に珍しいものだと感じている」
ティムに会ったことのない人に、彼を紹介するとしたらどのように表現しますか?
「僕はティムのことを、今の音楽業界における最も面白いビジュアル・アーティストの1人として紹介したいよ。もちろん彼は音楽以外の仕事も沢山こなしているけれど、数々の素晴らしい音楽とあんなに密接に関わってきているフォトグラファーやディレクターは他に思いつかないし、本当にスペシャルなことだと思うんだ」
ティムへメッセージをお願いできますか
「やあティム! 今、君のために20分間のインタビューを受けているところなんだ。だから今度、ビールを1杯おごってほしいな(笑)」
最後に、日本のファンへメッセージをお願いします!
「近々みんなに会えるように願っているよ! ブルックリンから愛をこめて」